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SUNPEDIA ~お仕事百科事典~
ハンドリフト
ハンドリフトとは、フォークリフトのようにパレットに差し込むための爪が2つあり、人の力でも重量物の運搬が可能になる道具で、一般的には最大1500kgの積載量をもつものが多用されています。機種によっては500kg~5000kgまで積載可能なものまであります。
操作方法は、まず移動したい製品が積載されたパレットにハンドリフトの爪を挿入します。
次に、ハンドルの横にあるレバーを直立位置から手前方向に倒すことで油圧を加え、パレットを地面から持ち上げます。
そして、基本的に走行は手前に引くことで移動操作をします。これは、フォークリフトと同様で手前に舵をとるタイヤがあるためです。ブレーキなどは備え付けられていないので、壁や他の製品に衝突して傷つけないよう注意が必要です。指定の場所まで移動したら、ハンドルの右手部分のレバー(または足元のペダル)を操作してパレットを下ろし、一連の操作は完了です。
ハンドリフトには電動で走行・昇降の操作が可能なものもあり、パレットを載せてライン(磁気テープ)の引かれた軌道上までハンドリフトを持っていくと、後は自動的に指定した場所まで送り届けてくれます。長距離を移動させたい時に省人化でき、安全面に関してもバンパーセンサーなどの安全装置が取り付けられているなどの考慮がなされています。
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