「希望条件をしっかり伝えたはずなのに、全然希望と違う仕事が紹介される!」
という不満はよく耳にします。
たしかに「車で30分圏内って言ったのに」「希望したのと全然ちがう業務を勧められる」なんて不満ですよね。
ただ、
「事務が良い」と言われたら事務の仕事を提示する
「車で30分圏内」と言われたら市内の仕事を提示する
だけならば、求職者ご本人がindeedで条件を指定して検索ボタンを押せば出てくるので、派遣の営業マンは不要です。
派遣の営業は、求職者本人が無意識に選択肢から外してしまっているマッチするであろう業務や、見落としている可能性を「どうでしょう?」と差し出すのがお仕事です。
なので「この人は事務希望と言っていたけど、年間休日の希望の方が重要そうだったから、年間休日が希望に合う検査の仕事を勧めてみよう」と、別の職種をご紹介するのです。
ここで「職種もお休みもどっちも希望に合うお仕事」が紹介されることを期待する求職者に、「いちばん優先する条件が希望通りのお仕事」を営業マンが紹介することで「希望と全然違う!」となるのです。
このギャップを埋めるために大事なのは「最優先の条件は何なのか」を担当者へ伝えること。
ここで条件を「あれも外したくない」「これも絶対」としてしまうと、まずお仕事は決まりません。
100%希望に沿う仕事は無い。
その中で、自分が絶対に譲れない事と譲歩を重ね、落としどころを見つけるのが仕事探しです。
そして、その仕事探しはひとりでやっていると「自分の絶対条件」を見失いがち。
ぜひ有効に各種サービスを使用して、一番納得のいくお仕事を探してみてください。
[2022年10月21日]